妻から不倫を責められて辛いとき
妻から不倫を責められて辛い方へ
不倫問題カウンセラーの花田好久です。
夫が不倫をやめても、妻の心の傷がすぐに回復するわけではありません。
妻からは、
「なぜ不倫をしたのか?」
「そんなに私に不満があったのか?」
「どうしてすぐにやめなかったのか?、私に悪いと思わなかったのか?」
「相手の女に本気だから何年も関係が続いたんでしょう?」
などと問い詰められたり、責められたり、辛い感情をぶつけられたりします。
妻の怒りがピークのときは、罵倒されたり、手を出されることもあるでしょう。
では、妻は夫の不倫でどうしてそこまで傷つき、悲しみ、怒るのでしょうか?
それは、夫をそれだけ信頼していて、愛していたからです。
その相手に裏切られたのですから、心の傷は深くなり、悲しみや怒りも強くなるのです。
つまり、妻の悲しみや怒りは、愛情の裏返しでもあるわけです。
考えてもみて下さい。
夫が不倫をしても妻は何とも思わない、怒りもしない、お金だけ運んでくれればそれで良い。
もし妻がそんな反応だったら、こんなに寂しいことはないでしょう。
とはいえ、「妻の怒りは愛情の裏返し」「全ては不倫をしたオレが悪い」と分かっていても、毎日のように辛い感情をぶつけられるのはキツいものです。
「これから一生責められ続けるのでは・・?」と、不安になることもあるでしょう。
妻には言えないけれど、本音としては、
「妻がオレのことを愛しているのなら、不倫の罪を許して欲しい」
「もうこれ以上責めないで欲しい」
・・・といった気持ちになることもあるでしょう。
辛いからといって、妻と向き合うことから逃げてはいけない
ただ、辛いからといって妻と向き合うことから逃げていては、妻とやり直すことはできません。
貴方も辛いでしょうが、妻はもっと辛い思いをしているのです。
不倫は、した側よりもされた側の方が何倍も辛いのです。
そのことは決して忘れないでください。
妻の怒りや辛い気持ちを受け止めるのは、不倫をした貴方の役割であり、せめてもの罪滅ぼしだと言えます。
妻の悲しみや怒りは、自分に対する愛情・信頼の裏返しだと思って、辛くてもしっかりと受け止めていくことが必要です。
妻の辛い気持ちを愛をもって受け止めていくことは、妻に愛情を注ぐ一つの方法でもあるのです。
妻が怒りの気持ちを吐き出し続けていけば、妻の心も回復していき、責められることも少なくなっていきます。
ですから、それまでの間は、多少辛くても、辛抱して耐えるのが基本です。
厳しいようですが、半年や1年も耐える覚悟が無いようなら、妻とやり直す資格はないと思って下さい。
私のカウンセリングのご相談者様(不倫を反省して、妻とやり直そうとしている夫)も、大半の方が妻から責められ、辛い思いをしています。
不倫を妻に責められて辛いのは、決して貴方だけではないのです。
妻から不倫を責められて辛いときの対処
とはいえ、「ひたすら耐える」だけでは限界もあります。
妻からひどく責められるのは、単に妻の怒りが激しい(傷つきが深い)ことだけが原因とは限りません。
話の聞き方に問題があったり(ひたすら黙って聞いている、自己防衛の言い訳をするなど)、妻の気持ちに寄り添えていないことが、妻の怒りを
倍増させ、余計に責められてしまうケースがよく見られます。
妻の話の聞き方を改善したり、妻の気持ちに寄り添えるようになれば、妻も満足してくれて、責められることも減っていきます。
妻に責められて、「これ以上は耐えられそうもない」と限界を感じている方は、不倫反省本の下記項目を参考にしてみて下さい。
第3章3.妻から不倫を責められて辛い(責められて辛いときの対処法)
第3章10.妻の心の回復がなかなか進まない
第3章11.妻の話が長時間に及んでキツいとき
上記を参考に、妻から責められて辛い時期を乗り切って行ってください。
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花田好久(はなだよしひさ)。不倫問題カウンセラー。1975年2月生まれ。既婚。福岡県出身。東京都八王子市在住。
男性カウンセラーの特性を活かし、不倫をする夫の心理を読み解くのを得意とする。
相談者や読者からは「不倫を解決できた」「心が救われた」「勇気づけられた」と、多数の感謝と支持の声が寄せられている。